2008年 01月 29日
カミュ『異邦人』 |
カミュ『異邦人』読了
~あらすじ~
母の死の翌日海水浴に行き、女と関係を結び、
映画を見て笑い転げ、友人の女出入りに関係して
人を殺害し、動機について「太陽のせい」と答える。
判決は死刑であったが、自分は幸福であると確信し、
諸兄の日に大勢の見物人が憎悪の叫びをあげて迎えてくれる
ことだけを望む。
通常の論理的な一貫性が失われている男ムルソーを主人公に、
不条理の認識を極度に追及したカミュの代表作
(裏表紙より)
---
大学院の先輩に薦められて買ったのがたぶん一年位前。
ようやく読了しました。
これまで何度挫折していたことか(笑)
二部構成なのですが、
一部はきつかった。一貫性が失われている感が満開でね。
理解することを諦めて読み進めました。
二部に入ってからはなかなか楽しめたね。
不条理とかよく言ったもんですな。
自分の存在を抜きに進んでいく裁判・・・まぁ不条理よね。
何度か読めばまた印象は変わるのかしら?
---
健康なひとは誰でも、多少とも、愛する者の死を
期待するものだ。(p.68)
なんかわかる気がするのよね。
心のどこかでこんな感じってない?
~あらすじ~
母の死の翌日海水浴に行き、女と関係を結び、
映画を見て笑い転げ、友人の女出入りに関係して
人を殺害し、動機について「太陽のせい」と答える。
判決は死刑であったが、自分は幸福であると確信し、
諸兄の日に大勢の見物人が憎悪の叫びをあげて迎えてくれる
ことだけを望む。
通常の論理的な一貫性が失われている男ムルソーを主人公に、
不条理の認識を極度に追及したカミュの代表作
(裏表紙より)
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大学院の先輩に薦められて買ったのがたぶん一年位前。
ようやく読了しました。
これまで何度挫折していたことか(笑)
二部構成なのですが、
一部はきつかった。一貫性が失われている感が満開でね。
理解することを諦めて読み進めました。
二部に入ってからはなかなか楽しめたね。
不条理とかよく言ったもんですな。
自分の存在を抜きに進んでいく裁判・・・まぁ不条理よね。
何度か読めばまた印象は変わるのかしら?
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健康なひとは誰でも、多少とも、愛する者の死を
期待するものだ。(p.68)
なんかわかる気がするのよね。
心のどこかでこんな感じってない?
by suspicious-yesman
| 2008-01-29 00:10
| 感想文-読書