2008年 03月 31日
島田雅彦『子どもを救え!』 |
島田雅彦『子どもを救え!』読了
~あらすじ~
小説家の千鳥姫彦が愛人と密会していた夜、
郊外の同じ住宅地に住む顔見知りの母子三人が殺されて
海に捨てられていた・・・。
やがて夫が逮捕されるが、なぜ彼は妻と子どもを皆殺しにしたのか?
ありふれた日々に潜む、殺人にいたる倦怠。
どんな家庭にもある、幸福と悲劇の危うい均衡。
死に満ちた時代を生きのびるために、姫彦が辿る再生の旅は
どこへ向かうのか。 (裏表紙より)
---
以前に読んだような気もするし、読んでいない気もするし・・・。
なんか、話的にはいつか読了している気がするんですわ。
でもね、内容的に全然覚えてないのね。(苦笑)
そこが凄い気になるわぁ。
---
島田雅彦さんの本を読むと、色んな点で、心配しちゃうのは僕だけじゃないはず。
きっと生きていきにくい人なんだろうなぁ・・・・って想像しちゃいます。
(あくまで想像です。島田さんスイマセン)
でも、この感じにたまらなく魅了されるのもまた事実。
これからも作品を生み出し続けてください。
---
普通は、死体の山の上に新しい都が建設されてきたんだ。
歴史ってのは死体を原料に作られる。(p.112)
違う小説で、子どもが親に
「お母さん、お母さん、凄いね。歴史上の人物って皆人殺しだね」
と言っていたのを思い出しました。
お祭りのあとはいつだって空しいじゃないか。(p.194)
あの空しさってどこから来てどこに去るんでしょうか?
不思議な気持ちです。
~あらすじ~
小説家の千鳥姫彦が愛人と密会していた夜、
郊外の同じ住宅地に住む顔見知りの母子三人が殺されて
海に捨てられていた・・・。
やがて夫が逮捕されるが、なぜ彼は妻と子どもを皆殺しにしたのか?
ありふれた日々に潜む、殺人にいたる倦怠。
どんな家庭にもある、幸福と悲劇の危うい均衡。
死に満ちた時代を生きのびるために、姫彦が辿る再生の旅は
どこへ向かうのか。 (裏表紙より)
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以前に読んだような気もするし、読んでいない気もするし・・・。
なんか、話的にはいつか読了している気がするんですわ。
でもね、内容的に全然覚えてないのね。(苦笑)
そこが凄い気になるわぁ。
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島田雅彦さんの本を読むと、色んな点で、心配しちゃうのは僕だけじゃないはず。
きっと生きていきにくい人なんだろうなぁ・・・・って想像しちゃいます。
(あくまで想像です。島田さんスイマセン)
でも、この感じにたまらなく魅了されるのもまた事実。
これからも作品を生み出し続けてください。
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普通は、死体の山の上に新しい都が建設されてきたんだ。
歴史ってのは死体を原料に作られる。(p.112)
違う小説で、子どもが親に
「お母さん、お母さん、凄いね。歴史上の人物って皆人殺しだね」
と言っていたのを思い出しました。
お祭りのあとはいつだって空しいじゃないか。(p.194)
あの空しさってどこから来てどこに去るんでしょうか?
不思議な気持ちです。
by suspicious-yesman
| 2008-03-31 21:45
| 感想文-読書