2008年 01月 27日
奥田英朗『空中ブランコ』 |
奥田英朗『空中ブランコ』
~あらすじ~
伊良部総合病院地下の神経科には、跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、
先端恐怖症のやくざなど、今日も悩める患者たちが訪れる。
だが、色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が・・・。
この男、泣く子も黙るトンデモ精神科医か、はたまた病めるものは癒される
名医か!?直木賞受賞作。(裏表紙より)
---
なるほど、前作『イン・ザ・プール』と比べて考えると
全体的にレベルアップしている印象かな。
前作は、まだまだ着地点が定まっていなかったけど
本作は、落ち着いて最後まで読めます。
落ち着きがあるから奥田さんの文章も活き活きとしてくる。
いい相乗効果ですね。
伊良部シリーズどこまで行くのでしょうか?
---
言葉の力を思い知った。どうしてもっと早く、対話をしなかったのだろう。
小学生にまで遡って、友だちを作り直したい気分だ。(p.59)
対話をしたらオイラも友だち増えるかなぁ・・・。
「性格っていうのは既得権だからね。あいつならしょうがないかって
思われれば勝ちなわけ」(p.138)
そう思ってくれる周囲の人が必要だけどね。(苦笑)
~あらすじ~
伊良部総合病院地下の神経科には、跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、
先端恐怖症のやくざなど、今日も悩める患者たちが訪れる。
だが、色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が・・・。
この男、泣く子も黙るトンデモ精神科医か、はたまた病めるものは癒される
名医か!?直木賞受賞作。(裏表紙より)
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なるほど、前作『イン・ザ・プール』と比べて考えると
全体的にレベルアップしている印象かな。
前作は、まだまだ着地点が定まっていなかったけど
本作は、落ち着いて最後まで読めます。
落ち着きがあるから奥田さんの文章も活き活きとしてくる。
いい相乗効果ですね。
伊良部シリーズどこまで行くのでしょうか?
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言葉の力を思い知った。どうしてもっと早く、対話をしなかったのだろう。
小学生にまで遡って、友だちを作り直したい気分だ。(p.59)
対話をしたらオイラも友だち増えるかなぁ・・・。
「性格っていうのは既得権だからね。あいつならしょうがないかって
思われれば勝ちなわけ」(p.138)
そう思ってくれる周囲の人が必要だけどね。(苦笑)
by suspicious-yesman
| 2008-01-27 18:03
| 感想文-読書