2007年 02月 11日
野沢尚『烈火の月』 |
野沢尚『烈火の月』読了
千葉県愛高市。
東京アクアライン完成後急激に人口が膨れ上がった街である。
東京湾沿いの倉庫街では麻薬密売がはびこっていた。
そこで起こった1つの殺人事件は様々な方面に波紋を投げかけていく。
そんな街に必要な「毒」と評される我妻が事件の真相に挑んでいく。
事件はどのような結末を迎えるのか。
---
手に出来るうれしさはあるけど、これが最後になるのではないかと思う野沢作品・・・。
本当に切ない・・・。次はあるのだろうか。
読んでいての感覚は小説というよりも脚本という感じ。
いつも以上の描写がそう思わせるのでしょうか?
野沢作品によく見られるのギリギリの心理状態というものが
少し薄かったかもしれません。
とは言うものの、途中の瑛子の描き方は見事です。
(ネタばれのため詳しくはふれません)
ギリギリさと文章構成力の両面がバッチリ噛み合った
作品といってもいいかもしれません。
ご馳走様でした。
千葉県愛高市。
東京アクアライン完成後急激に人口が膨れ上がった街である。
東京湾沿いの倉庫街では麻薬密売がはびこっていた。
そこで起こった1つの殺人事件は様々な方面に波紋を投げかけていく。
そんな街に必要な「毒」と評される我妻が事件の真相に挑んでいく。
事件はどのような結末を迎えるのか。
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手に出来るうれしさはあるけど、これが最後になるのではないかと思う野沢作品・・・。
本当に切ない・・・。次はあるのだろうか。
読んでいての感覚は小説というよりも脚本という感じ。
いつも以上の描写がそう思わせるのでしょうか?
野沢作品によく見られるのギリギリの心理状態というものが
少し薄かったかもしれません。
とは言うものの、途中の瑛子の描き方は見事です。
(ネタばれのため詳しくはふれません)
ギリギリさと文章構成力の両面がバッチリ噛み合った
作品といってもいいかもしれません。
ご馳走様でした。
by suspicious-yesman
| 2007-02-11 00:03
| 感想文-読書